時差ボケ対策だ!藍 朝イチ練習

[ 2009年8月12日 06:00 ]

福嶋晃子から米ツアー優勝の祝福を受けカメラに向かい2人でVサインを見せる宮里藍(左)

 女子ゴルフのNEC軽井沢72は14日から軽井沢72ゴルフ北コース(6637ヤード、パー72)で行われる。宮里藍(24=サントリー)が2カ月ぶりに国内ツアーに復帰。エビアン・マスターズで米ツアー初優勝を飾り、メジャー全英女子オープンで優勝争いを演じた宮里藍が凱旋Vを狙う。

 英国から一度米国へ戻り、帰国したのが7日。8日に休んだだけで、9日はクラブテスト、10日には軽井沢入りしている。宮里藍は「東京にいてもやることないし、時差ボケ解消も」と語るが、練習ラウンドはいの一番で8時すぎにスタートして、グリーンのチェックに時間をかけた。
 コースでは会う人ごとから米ツアー初優勝を祝福され岡本綾子からも「おめでとう」と言葉を掛けられた。凱旋優勝の期待もかかる。今大会は04、05年に出場しともに2位。昨年は原が21アンダーで優勝しており「毎年いいスコアが出るし、今年もグリーンはいいので」と、ハイスコアの戦いに自信をのぞかせる。
 13日に16年夏季五輪に追加する2競技が絞り込まれる。ゴルフは有力視されているが、宮里藍は「W杯やアジア大会で優勝した時にメダルをもらったけど、ゴルフでは他の大会ではもらえないので、メダルって凄く新鮮でいいですよね。(7年後は)31歳。脂ものった頃ですね」と五輪挑戦にも意欲を示した。

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2009年8月12日のニュース