真央 超大技挑戦で五輪金狙う!

[ 2009年8月12日 06:00 ]

練習を公開したフィギュアスケートの浅田真央

 10年バンクーバー五輪で金メダルを目指すフィギュアスケート女子の浅田真央(18=中京大)が11日、愛知県豊田市の中京大アイスアリーナで練習の一部を公開した。

 浅田は冒頭で連続ジャンプの1つ目の回転数を落とし、2つ目に3回転トーループを加えるコンビネーションを披露した。6日に来日して指導してきたタチアナ・タラソワ・コーチが謎を解いた。「真央は世界で一番難しい構成をやっている。(女子初の)トリプルアクセル―3回転トーループだって昨年練習していたので期待している。だれもできないことをすれば勝てる」。今季のプログラムにトリプルアクセル―3回転トーループの超大技を組み込むプランを明かした。昨季はSPでトリプルアクセル―2回転トーループ、フリーでは2度のトリプルアクセルを成功させたが今季はさらに難しいジャンプに挑む。3連続も昨季の3―2―2回転から3―3―2回転に進化させる。

 「コンビネーションでもひっかからないので、すごく順調」と浅田は手応え十分。10月3日の今季初戦のジャパン・オープンに向けて今後は1週間に1度は試合形式の練習に取り組む。12日で五輪開幕まであと半年。浅田は「(10月に)シーズンが始まったらあっという間」と意気込んだ。

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2009年8月12日のニュース