暴行死の時津風部屋から新十両 辞めなくてよかった双大竜

[ 2009年7月29日 11:25 ]

 新十両の双大竜は愛知県犬山市の時津風部屋で記者会見に臨み、つらい時期を経ての喜びをかみしめた。一昨年の名古屋場所前に部屋で力士暴行死事件が起き「相撲を取れないくらい落ち込んだ。辞めようと思って親にも相談した」という。

 騒動を乗り越え、西幕下筆頭で臨んだ名古屋場所で6勝を挙げた。師匠の時津風親方(元幕内時津海)は「相撲に関して言うことはない」。115キロと軽量の双大竜は「激しい動きでお客さんを沸かせる相撲を取りたい」と秋場所へ向け意気込んだ。

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2009年7月29日のニュース