好調ワトソン 全英シニアOP6位発進

[ 2009年7月25日 06:00 ]

 男子ゴルフの全英シニア・オープンが23日、英国バークシャーのサニングデールGC(6616ヤード、パー70)で開幕。全英オープンのプレーオフで惜敗したトム・ワトソン(59=米国)は67で6位につけた。64で回ったフレッド・ファンク(53=米国)が首位発進。24日の第2ラウンドでも65をマークして通算11アンダーにスコアを伸ばした。初日78で138位の青木功(66)は2日目を71で終了。水巻善典(50)は通算5オーバー、友利勝良(54)は通算6オーバーで2日目を終えた。

 ノーマン、ライルと同組で回ったワトソンは1番でいきなりバーディー。2番で3メートルのパーパットを沈めると、4、5番でもバーディーを奪ってギャラリーを沸かせた。惜しかったのは13番パー3で逃したバーディー・パット。全英オープンで優勝に王手をかけながら外した最終日の18番と同じ距離を再びミスし「8フィート(2・4メートル)だけは入りそうにないんだ」と苦笑していた。この日の早朝には長年交流のあった親友が脳腫瘍で死去するという訃報がもたらされ「ちょっと落ち込んだ」と不安定な精神状態でスタート。それでもスコアを崩さないところにワトソンの強さがにじみ出ていた。

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2009年7月25日のニュース