朝青龍 34年ぶり大技でリベンジ

[ 2009年7月25日 06:00 ]

朝青龍は日馬富士を吊り上げ、左足で体を浮かせる

 【大相撲夏場所】朝青龍がやぐら投げで日馬富士を下し、優勝戦線に踏みとどまった。やぐら投げとは、相手をつり上げながら、ひざを使って相手の内股をはね上げて投げる技。幕内では75年九州場所で青葉山が福の花に決めて以来34年ぶりとなる大技だ。日馬富士には先場所14日目に敗れているだけに「先場所の悔しさがあったからね。暴れん坊になった。(相手は)軽いから、前から狙っていたんだ」と満足げ。「(やぐら投げは)モンゴル相撲でもあるんだ。兄も得意だった」と語ると、記者相手に体の寄せ方を披露する余裕も見せた。

続きを表示

2009年7月25日のニュース