荒汐Jrが新弟子検査受検へ

[ 2008年2月14日 06:00 ]

 荒汐親方(元小結・大豊)の長男で東京・日本橋中3年の鈴木力(りき)くん(15)が、15日の春場所(3月9日初日、大阪府立体育会館)の新弟子第2検査を受検することが13日、分かった。体重70キロで第1検査の体格基準(75キロ以上)に満たないため、運動テストなどを行う第2検査に臨む。

 テニス部に所属していた鈴木君は昨年夏休みにまわしを締めて相撲にあこがれ、角界入りを決意した。両親の猛反対を受けながらも、昨年9月から半年間、午前6時から稽古場でしこ、てっぽうなどを行う生活を続け、入門を勝ち取った。
 時津風部屋の障害致死事件で新弟子獲得が困難な中で、同じ一門から期待の星が誕生。荒汐親方は「私は直系ですから。(事件は)複雑な思いです」と話したが、鈴木くんは「厳しい世界ですが、全力で頑張りたい」と胸を膨らませていた。
 ▼鈴木 力(すずき・りき)1992年(平4)10月7日、東京・江戸川区生まれの15歳。父は元小結・大豊の現荒汐親方。東京・中央区の日本橋中ではテニス部などに所属していたが、昨夏に角界入りを決意した。1メートル77、70キロ。血液型O。

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2008年2月14日のニュース