高橋SP自己ベストで首位発進

[ 2008年2月14日 06:00 ]

男子SPで首位に立った高橋大輔

 【四大陸選手権】日本のエース高橋は、男子SPで自己ベスト(06年NHK杯84・44点)を更新する88・57点をマークし、首位発進した。プルシェンコ(ロシア)が06年トリノ五輪でマークした90・66点に次ぐ世界歴代2位の記録に「あんなに点数が出るとは思わなかったので、びっくりした」と喜んだ。

 韓国女性ファンの大歓声の後押しを受け、3つのジャンプすべてを成功。ほぼ完ぺきに「白鳥の湖」を舞い「ステップはちょっと納得いかないけど、ジャンプとスピンが今季で一番よかった」と満足げに振り返った。
 3位だった05年以来3年ぶりの出場となる今大会は「優勝することが大事」と初優勝を目標にしてきた。前年優勝の2位ライサチェクに4・51点差。15日のフリーに向け「4回転を2つ入れるつもり。世界選手権前の試合なので、きっちりやりたい」と意欲を見せた。

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2008年2月14日のニュース