アツギが謝罪　公式Xアカウントで「不適切な運用管理」　当面の間運用停止へ　過去にも炎上騒動

アスティーグ公式アカウント（ASTIGU）から

　レッグウエアなどを販売する「アツギ」は26日、公式サイトに「X公式アカウントに関するご報告」と題したリリースを発表。レッグウエアブランド「ASTIGU（アスティーグ）」の公式X（旧ツイッター）アカウントで“不適切な運用管理”があったとして謝罪した。

　同社は「2024年3月24日（日）にＸの弊社公式アカウント（@ASTIGU ）が行ったリアクションについて、多くのご意見を賜りました。本件を受けて社内調査を行ったところ、SNS公式アカウントに関する運用規程が遵守されておらず、アカウントの運用管理が不適切な状態にあったことが確認されました」と報告。

　「この結果を受け、Xの弊社公式アカウントASTIGU（＠ASTIGU）及びアツギ【公式】（＠ATSUGI_jp）については、今後投稿並びにリポスト、いいね等のリアクションを行わず、当面の間運用を停止いたします」と2つの公式アカウントは当面、運用停止すると発表した。

　「ASTIGU」アカウントを巡っては、過去の炎上騒動に関連したフェミニストに批判的な投稿に「いいね」を付けたとして一部で疑問の声が出ていた。

　同社は「今回、お寄せいただきました皆様からのご意見を真摯に受け止め、改めてソーシャルメディアポリシーの遵守、社員教育、管理体制を徹底してまいります」とし、「この度は弊社の不適切な公式アカウント管理により、多くのお客様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪している。

　同社の公式アカウントでは、昨年11月に宣伝動画で「配慮に欠ける表現」があったとして謝罪したばかり。2020年には「ラブタイツキャンペーン」で投稿された一部のイラストが「性的消費」と批判を浴び、「一部のイラストに性的な描写を連想させるような不適切な表現がございました」と謝罪していた。