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ちばてつや氏 輪島にエール、イラストシート配布「せめて少しでも避難生活が穏やかに」

[ 2024年3月25日 05:30 ]

 能登半島地震で被災した石川県輪島市の避難所で「インスタントハウス(簡易住宅)」を彩ってもらおうと、漫画家ちばてつやさん(85)の相撲作品「のたり松太郎」のイラストのシートが配られている。24日に報道公開され、ちばさんは「せめて少しでも避難生活が穏やかに」とのコメントを寄せた。

 配布されているのは、主人公の力士坂口松太郎が傷だらけで土俵にしゃがみ込む様子や、賜杯を手にする姿など約10種の絵柄。石川県は相撲が盛んで、今場所を盛り上げた大の里は津幡町出身。17日の配布時は、身を寄せる高齢者らが自身の境遇と重ね「松太郎と一緒に立ち向かっていこうという気持ちになれる」と笑顔を見せた。

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