神戸大　合宿で迷惑行為のサークルを活動停止に　旅館で天井や障子破る、灰皿破損などの行為を確認

神戸大学

　神戸大は25日、同大学の同好会が合宿中に迷惑行為を行ったとされることについて報告した。

　大学非公認のバドミントン同好会「BADBOYS（バドボーイズ）」に所属する学生らが、合宿の宿泊先で天井や障子を破って顔を出したり、食べ物を壁に投げつけたとみられる動画がSNS上に公開され、問題となっていた。

　神戸大は「このたび、本学非公認課外活動団体のバドミントン同好会「BADBOYS」（バドボーイズ）　の学生らが、春合宿の宿泊先の旅館で障子を破る、胴上げして天井を破る、灰皿を倒して破損する行為を行いました」と、学生らによる問題行動を確認したことを公表。「被害を受けられた宿泊施設の皆様には大変ご迷惑をおかけするとともに、多くの方にご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と、あらためて謝罪した。

　今後について大学側は「春合宿に参加した学生への聴き取りを早急に終了させ、大学としての調査結果をまとめた後、厳重、厳正なる対処を行います」とし、同会を処分が出るまで活動停止にするとした。

　また「再発防止のため、本学のすべての学生に向けて、一人の成人として倫理観と節度を持った行動をとるよう文書により注意喚起を行っており、今後、さらに公認・非公認の課外活動団体の代表者を集め、改めて注意喚起を行う予定です」と、学生たちに節度ある行為を求めた。