FC東京・松木　連勝お膳立て！2アシスト　「チームの雰囲気も最高」

明治安田J1リーグ第7節   FC東京2－0鹿島 （ 2024年4月7日    国立 ）

＜FC東京・鹿島＞後半、ゴールを決めた原川と喜ぶFC東京・松木（右）（撮影・西海健太郎）
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　FC東京のU―23日本代表MF松木が2アシストでチームを勝利に導いた。後半10分に左足の正確無比な高速クロスで仲川の頭に合わせると、試合終了間際には右足で原川のダメ押し点をお膳立て。今季初得点を挙げた3日の浦和戦に続く活躍に「連勝もできたし、チームの雰囲気も最高」と表情を緩めた。

　1試合2アシストは22年7月の広島戦以来、2度目。最高の状態でU―23アジア杯に臨む。昨年に出場したU―20W杯では1次リーグ敗退。悔しさを味わった。「一発勝負なので、中2日の疲労とかも言い訳にできない。常に一試合を大切に戦っていけたら」。今季は主将も務めるなど、頼もしさを増した背番号7が、今度はカタールの地で大暴れする。

　≪鹿島　今季初の連敗…監督「後味悪い」≫鹿島は今季初の連敗を喫し、試合後はサポーターからブーイングを浴びた。ペースをつかんだ前半のチャンスを生かせず、後半10分の失点後は失速。終了間際にも追加点を許し、ポポヴィッチ監督は「非常に後味が悪い」と嘆いた。攻撃陣は2試合連続の無得点と沈黙。FW鈴木は「いい入りをしたけどなかなか取れなかった。最後のパスとシュートが良くなければ点は入らない」と悔しさをにじませた