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小野伸二氏 アジアで苦戦する森保Jの“落とし穴”とは…8強敗退に持論「欧州との戦いとは精神面が違う」

[ 2024年3月17日 20:55 ]

昨季札幌で現役引退した元日本代表MF小野伸二氏
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 昨季札幌で現役を引退した元サッカー日本代表MFの小野伸二氏(44)が16日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に出演。“史上最強”との呼び声がありながらも8強敗退で終わった森保ジャパンのアジア杯を振り返り持論を展開した。

 日本が世界に誇る「天才」として知られる小野氏は先週に引き続き番組MCの俳優・勝村政信と対談。今年のアジア杯を考察するコーナーで勝村から「何が良くなかった?」と尋ねられると、「何が良くないというより相手が日本をちゃんと研究して日本の良さを全部消されてしまった」とコメント。

 勝村が「あの(良さを消されてしまった)場合どう試合に入っていったらいいのか?」と聞くと、小野氏は「選手たちがどう切り替えられるかですよね。ピッチに立っている選手たちが各々でポジションや役割を改善すべきだった」と持論を展開した。

 続けて「(W杯で)ドイツやスペインを撃破して、昨年にはアウェーでもドイツに勝利して自分たちのレベルが上がったという感覚に陥ると難しい戦いになるかもしれない。心の中で思ってなくてもアジアはちょっと下のレベルだという感覚になってしまったから難しくなったのでは?」と指摘。

 これを聞いた勝村が「欧州の方が日本は戦いやすい感じですもんね?」と話すと、小野氏は「そうですね。(欧州相手だと)変な意味で負けてもしょうがないみたいな気持ちになれるのではないでしょうか。だけどアジアだと1番にならないといけないと思われている部分があるので、欧州勢やアジア勢との戦いではこの精神面が違うのかなと…」と言及。日本代表が精神的な“落とし穴”にはまったことが敗退の一因になったと考察した。

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