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神戸FW宮代大聖「インテリオールにとらわれてプレーはしていない」移籍後初得点含む全得点にからむ

[ 2024年3月9日 22:40 ]

明治安田J1リーグ第3節   神戸2―1FC東京 ( 2024年3月9日    味の素スタジアム )

<FC東京・神戸>後半、同点ゴールを決めた神戸・宮代はサポーターに向かってポーズを決める(撮影・沢田 明徳)
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 神戸加入後初スタメンとなったFW宮代大聖が移籍後初得点を含む全2得点に絡んだ。「絶対に結果を出してチームの勝利に貢献したかった」。逆転勝利に笑顔を見せた。

 まずは1点ビハインドの後半12分だ。ピッチ中央でパスを通すとそのまま相手ゴール前に走り込み、DF広瀬陸斗のクロスを頭で叩き込んで同点。「去年とは違う良さを自分たちが出していかないといけない。パスを出した後にゴール前に入っていくのは、自分の良さでもある。あとは陸斗くんが素晴らしいクロスをあげてくれたので押し込むだけでした」と感謝した。

 これまではCFやサイドアタッカーを担ってきたが、神戸では主に“インテリオール”と呼ばれるインサイドMFで起用される。だが「空いているスペースにうまく入り込んでいくことを意識しているのでインテリオールにとらわれてプレーはしていない。ゴール前に顔を出す、ゴール前で仕事をする。どのポジションでも変わらない」という。

 後半25分には相手のミスを突いてボールを奪い、逆転につながるFKを獲得。前半5分にはPKを誘発するシュートも放った。FW大迫勇也をして「大きな補強」と言わしめるほどの活躍。前線に負傷者が続出する中、宮代がいるのは心強い。

 唯一の課題は人気漫画「呪術廻戦」からヒントを得たゴールパフォーマンスか。両手を顔の前で合わせるセレブレーション「手がかじかんでいて上手くできなかった。次はうまいことできるようにします」と反省した。

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