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“モナ王降臨”だ!南野拓実 決勝弾含む2得点大活躍もネット混乱!?そのワケは…

[ 2024年2月26日 00:07 ]

フランス1部   モナコ3―2RCランス ( 2024年2月25日 )

ASモナコ公式X(@AS_Monaco)から。チームを勝利に導いた南野を称えた

 モナコの日本代表MF南野拓実(29)が25日、敵地でのRCランス戦で2試合連続のフル出場。2―2の後半アディッショナルタイムに華麗な個人技から決勝ゴールを決めるなど2得点に絡む活躍でチームを2試合ぶりの勝利に導いた。

 南野は5位モナコ対6位RCランスの直接対決となった注目の一戦に4―4―2の右MFとして先発出場。1―0とリードした前半30分、後方から猛ダッシュでゴール前に詰めFWベン・イェデルの放ったシュートのこぼれ球に反応。角度のない右から右足で押し込むと、相手GKサンバの右手を弾いて追加点。昨年12月の第14節モンペリエ戦以来となる今季6点目が生まれた。

 試合は2―1で後半へ折り返すと、南野は最終ラインまで下がって守備をするなど奮闘。押し込まれる展開が多くなり同32分に失点。ついに追いつかれてしまったが、直後に再びゴール前のこぼれ球に素早く反応。飛び出した相手GKより一瞬早くボールに触れPKを誘発した。

 だが、このPKのチャンスをFWバログンが外し勝ち越しならず。それでも南野が後半アディッショナルタイムに大仕事。右サイドからドリブルを仕掛け、相手DFを翻弄すると左に切り込みながら左足を一閃。鋭い弾道のシュートがゴール左隅に突き刺さり、同点弾に沸いていた相手サポーターを一瞬で沈黙させた。

 この“今季7点目”によってチームは2試合ぶりの白星。勝ち点3を加え暫定3位に浮上。この日大活躍の南野にヒュッター監督を含めベンチは大盛り上がり。次節(3月1日)はホームで首位パリSGと激突する大一番を迎える。

 なお、南野の1得点目について試合を中継した「DAZN」では後半開始前に記録がオウンゴールに訂正されたと報告。だがリーグ公式サイトとモナコ公式サイト(※25日23時30分時点。後に訂正される可能性あり)では南野の2得点と表記。フランス誌レキップ(電子版)も当初はオウンゴールとしていたが、試合終了後に南野の得点に修正した。

 試合後はネット上でも「結局南野の1点目はゴールなのオウンゴールなの?」「モナコの2点目、オウンゴールか南野の得点なのかはっきりしてないのか」「ところでタキ(南野)の1点目はオウンゴールってのはどこ情報なん」「結局どっちなんだ」など南野の1得点目を巡って混乱するファンの声が殺到。

 その後、リーグ公式サイトなどで南野の得点が認められたと知ったファンからは「さすがモナ王」「タキすげぇな、マジでモナ王じゃん」「モナ王さん、過去一のゴラッソや」「モナ王降臨」と称賛の声が上がっていた。

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