モナコ南野　終了間際に劇的決勝弾！　上位生き残り直接対決で2得点

フランス1部   モナコ3―2RCランス （ 2024年2月25日    フランス・ランス ）

モナコの南野拓実（AP）
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　モナコの日本代表MF南野拓実（29）が上位生き残りを懸けた直接対決で2得点し、劇的な勝利に貢献した。

　5位モナコに対してRCランスは勝ち点2差の6位。負けられない敵地での大一番に先発した南野は1―0の前半30分にゴール前に走り込み、味方のシュートがこぼれたところを右足で抜け目なく蹴り込んだ。昨年12月3日のモンペリエ戦以来となる今季6点目。しかし、チームは1分後に1点を返され、後半32分には2―2の同点とされた。同34分には南野が倒されてPKを獲得したが、FWバログンが失敗した。

　しかし、後半アディショナルタイムに右サイドから切れ込んだ南野が利き足と逆の左で鋭い一撃をゴール左に突き刺して勝ち越し、貴重な勝ち点3をもたらした。

　日本代表で出場したアジア杯は8強に終わった。5試合のうち先発は2試合で2得点を挙げたが、満足はしていない。敗退翌日にはクラブに合流して異例の2日連続出場。「この結果を真摯に受け止めて、また自分のチームで頑張ります」とSNSで再出発を宣言した。言葉通りチーム復帰後はリーグ4戦で2得点1アシスト。代表で再び輝きを放つため、南野がモナコで力を蓄えている。