【アジア杯】FW孫興民「本当に申し訳ない」　韓国メディアは枠内シュート0本の惨敗を「無気力」と酷評

アジア杯準決勝   韓国0―2ヨルダン （ 2024年2月6日    カタール・アルラヤン ）

＜アジア杯準決勝　ヨルダン・韓国＞準決勝敗退に終わり落胆するFWソン・フンミン（右）に声をかける韓国代表クリンスマン監督（ロイター）

　カタールで開催中のサッカー・アジア杯は6日、準決勝1試合が行われ、韓国代表（世界ランク23位）がヨルダン代表（同87位）に0―2と惨敗。64年ぶり優勝への道が4強で閉ざされることになった。

　スポーツソウル（電子版）は試合後、韓国代表FW孫興民（ソン・フンミン）が「何を言わなければならないのか本当に分からない…」とショックを受けている様子と報道。「すみません。選手たちは最善を尽くしましたが、このような形で試合が終わってしまい申し訳ありません。あまりにも残念だ」と声を震わせた。

　続けて応援してくれたファンに対して「応援してくださった国民の方々に感謝します。遅い時間まで声援をたくさん送ってくれたのに期待していたより良い姿をお見せできず申し訳ない。（今後は）サッカー選手としてより成長した姿、代表チームも強化できるようにもっと努力します。本当に申し訳ありませんでした」と何度も謝罪の言葉を繰り返したという。

　試合内容について同メディアは「ヨルダン相手に難しい試合を繰り広げた。DFキム・ミンジェが抜けたことで守備陣が崩れた。また、攻撃でも枠内シュート0本を記録するなど“無気力”だった」と酷評。敗因については「16強、8強ともに120分以上の死闘を演じたことが響いた」と報じた。