C大阪が住吉大社で必勝祈願　MF香川「身が引き締まる思い」

必勝祈願を行ったC大阪イレブン＝住吉大社
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　C大阪は16日、大阪市住吉区の住吉大社で必勝祈願を行った。神職から祝詞が奏上され、森島寛晃社長（51）が玉串を上げるなどして、イレブンはこうべを垂れた。

　小菊昭雄監督（48）らトップチームの選手、スタッフほぼ全員が参加するのは十数年ぶりという。クラブ創設30周年を迎えた記念すべきシーズンに、チーム一丸となってリーグ優勝へ挑む。

　絵馬に「ケガなく！」と記したMF香川真司（34）は「クラブの節目の年でもあるので、大事な1年になる。身が引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。

　昨季はキャンプ後からのC大阪復帰となったが、それでもチーム唯一のリーグ戦全試合出場。今季はキャンプからトレーニングを積めるのは大きい。「コンディションはしっかり上げていかないと。その時間は十分あると思っている。どれだけ一人一人が向上心を持ってやれるか。そういう意味では自分自身が一番その気持ちを強く持ち続けたい。ここで大きく今後を左右されると思ってもいいぐらい、大事な時間になると思う」と、キャンプの重要性を説いた。

　また、昨季終盤はアンカーを務めるなど守備的なポジションでの起用が多かったが、今季は札幌からMF田中駿汰（26）が加入。香川はより攻撃的なポジションでの活躍も期待される。自覚は十分で「具体的な（目標の）数字は設けていない。ただ、去年はポジション柄もありますけど、2点しか取っていないのでね。そういう意味では数字は大きく求められるとは思っている」とゴール量産にも意欲をのぞかせた。

　チームは17日から2月3日までタイで1次キャンプを行い、同6日から16日か17日まで宮崎で2次キャンプの予定。宮崎キャンプの終了日は、J1リーグ開幕戦の曜日によって変動する。