ラツィオ鎌田　左インサイドハーフで勝利に貢献　膝が万全ではない中、攻守に奮闘

ラツィオの鎌田（AP）
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　イタリアのセリエAに所属するラツィオは8日、ホームで強敵アタランタと対戦し、3―2で勝利した。MF鎌田大地（27）は後半19分から途中出場。この日は普段の右ではなく、左のインサイドハーフでプレーし、攻守に積極的な姿勢を見せてチームの勝利に貢献した。

　鎌田は出場から3分後にドリブルでゴール前に持ち込み、左足で鋭いクロス。同28分にはゴール前に走り込み、左サイドからのクロスに頭で合わせた。シュートは惜しくもGK正面だったが、その後も積極的にゴール前に顔を出した。

　4日に発表された今月の親善試合2試合（カナダ、チュニジア）に臨む日本代表メンバーには、コンディション不良を理由に外れた。同日に敵地で行われた欧州CLのセルティック戦にはフル出場したが、痛めている膝の状態はまだ万全ではないもようだ。地元イタリアでは、長距離移動を伴う日本代表の招集から外れたことは、好意的に受けとめられている。

　試合は鎌田投入後の後半38分にMFベシーノが決勝ゴール。2戦ぶりとなる今季3勝目を挙げた。