日本代表に世界トップ基準の頭脳がスタッフ入り　セビリアで欧州リーグ2度制覇に貢献した若林大智氏

東京都文京区にあるJFAハウス
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　日本サッカー協会は31日、9月の欧州遠征メンバー26人を発表した。9日（日本時間10日）にドイツでドイツ代表、12日にベルギーでトルコ代表と対戦する。

　今回の欧州遠征から、昨季までスペイン1部セビリアでアナリストを務めた若林大智氏（40）がテクニカルスタッフとしてチームに同行することが決定した。

　森保監督は「世界トップ基準、世界のサッカーの情報を持っているテクニカルスタッフとして我々に加わってくれるということは戦力アップになる。世界の舞台で戦ってきたスタッフが入ってくれることで情報をもらいながら、自分たちと違うノウハウを持っているかもしれない。お互いやり取りしながらチーム力をあげていければ」と定評ある分析力に期待した。

　若林氏は19年からセビリアに在籍し、昨季を含めて2度の欧州リーグ制覇に貢献。スペインの最高位にあたるレベル3の監督ライセンスも持つ。会見に同席した山本昌邦ナショナルチームダイレクターも「今回の遠征からテクニカルスタッフに加わってもらった。ボリュームと質が上がってくる。世界のトップ基準の、世界の見方で層を厚くしたい。W杯のこれまで以上の成績を考えれれば、決勝トーナメントの先の分析の分厚さが重要になるW杯でこれまで以上の成績を目指すことを考えれば、決勝トーナメントの先の分析の分厚さが重要になる。そこのレベルアップは引き続き図っていきたい。我々も楽しみにしている存在。いい影響を与えてくれると確信している」と期待していた。