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福岡 J1でクラブ史上最高の3位浮上 6年ぶり復帰のFWウェリントンが決勝ヘッド

[ 2023年4月10日 06:00 ]

明治安田生命J1リーグ第7節   福岡2―1京都 ( 2022年4月9日    ベススタ )

復帰後初ゴールを決めた福岡FWウェリントン(18)
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 明治安田生命J1リーグは9日、各地で8試合が行われ、福岡は今年3月、6年ぶりに復帰したFWウェリントン(35)の決勝ヘッドで2―1と京都に逆転勝利。J1でクラブ史上最高(開幕戦を除く)の3位に浮上した。G大阪は開幕7戦目で待望の今季初勝利を手にした。

 帰って来たFWウェリントンが、復帰後初ゴールとなる起死回生の逆転弾を決めた。

 0―1の後半33分にルキアンのPKで同点。同37分、湘南でもチームメートだった中村のCKに35歳の点取り屋は「目が合ったので来るところを予想していた」。高く強いヘッド一撃。スタジアムを熱狂の渦に包んだ。

 3月の合流以来、攻撃の切り札として後半途中からの出場が続く中「自分やチームメートを生かし、ゲームの流れを作ることができる」と自身の役割に手応えを感じている。

 リーグ戦はホーム4戦全勝。クラブ史上最高の3位と大躍進を遂げているが、長谷部茂利監督は「たくさんチャンスをつくれるほど成長していない。まだ途中」とチームのさらなる進化を宣言した。

 ウェリントンは17年11月19日以来となる福岡でのゴールに「ラストピースがゴールだった。これからはもっと自信を持ってピッチに立てるよ」とゴールラッシュを予告した。(村田 有子)

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2022年4月10日のニュース