【10日J1見どころ】横浜　J1通算1000試合目は“鬼門”鹿島戦　メモリアルマッチを勝利で飾れるか

横浜のマスカット監督
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　明治安田生命J1リーグは10日、第8節最終日の8試合が各地で行われる。

　横浜、浦和、神戸は来週から始まるACL1次リーグ前最後のリーグ戦となる。ACLL出場チームは開幕から1週間に2試合ペースの過密日程を消化してきた。アジアの舞台に向け、白星で弾みをつけられるのはどのチームか。

　横浜は5連勝中と好調の鹿島とアウェーで対戦する。93年のJ開幕からしのぎを削ってきたライバルだが、近年は苦手としており、19年からは5連敗中。特に今回戦う敵地（カシマ）では12年に勝利して以降、9連敗と相性が悪い。横浜はこの試合でJ1最速となる通算1000試合に到達する。メモリアルマッチを勝利で飾れるか。

　浦和はアウェーでFC東京戦。GK西川は3月6日の湘南戦でJ1通算無失点試合を163とし、楢崎正剛と並ぶ歴代2位に浮上して以降、4試合連続で失点している。5試合ぶりの無失点で曽ケ端準の169試合に次ぐ、単独2位を目指す。

　神戸はホームでC大阪と対戦する。開幕から9試合勝利がなく、8日に今季2度目の監督交代。Jでの監督経験が豊富なスペイン人指揮官、ロティーナ監督が就任した。対戦相手のC大阪は同監督が19、20年に指揮したチーム。古巣相手に今季初白星を狙うことになる。