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Jが処分発表 鳥栖に「罰金300万円とけん責」 金明輝前監督に「公式試合への出場の資格停止8試合」

[ 2021年12月30日 15:58 ]

鳥栖の金明輝監督
Photo By スポニチ

 Jリーグは30日、鳥栖の金明輝(キン・ミョンヒ)前監督(40)および鳥栖に対して懲罰を決定したと発表した。

 対象事案は金前監督の所属選手などへのパワーハラスメントについてで、金前監督には「公式試合への出場の資格停止8試合またはは8試合に相当する期間の経過」と「けん責」処分が科される。クラブには「罰金300万円」と「けん責」処分を決定した。

 なお、公式試合に参加する立場の役職に就いていない場合は、公式試合8試合に相当する期間の経過をもって公式試合8試合の出場の資格停止を消化したものとみなすとしている。

 金前監督は鳥栖U―18の監督を務めていた時期(2016年~18年)から、鳥栖U―18またはトップチームの選手およびチームスタッフに対し、暴力行為や暴言によるパワーハラスメントを繰り返しており、その結果、多数のチーム関係者が深刻な精神的なダメージを受ける等の被害が複数生じたことが確認された。また、今年6月にはトップチームの練習中に選手に足払いをして転倒させた事案も発生していた。

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2021年12月30日のニュース