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G大阪 30周年記念マッチに悪夢の5失点惨敗 新エンブレムとロゴに込められた炎もハートも空回り

[ 2021年10月3日 05:30 ]

明治安田生命J1第31節第2日   G大阪1-5札幌 ( 2021年10月2日    パナスタ )

〈G大阪―札幌〉前半、ルーカス・フェルナンデス(右)にゴールを許すG大阪・東口
Photo By 共同

 ショックを隠しきれなかった。「クラブ創設30周年記念マッチ」と銘打たれた一戦で、G大阪は今季ワースト5失点惨敗。松波監督は「クラブにとって大事な試合で、このような結果になり残念。非常に申し訳ない」と言葉を絞り出すのが精いっぱいだった。

 試合前に選手1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性診断を受けたと発表。当該選手を除いて予定通りの開催となったが、嫌な流れを断ち切れなかった。前半5分にパスミスから先制点を与えると、前半だけで3失点。指揮官が「ミスで失点してナーバスになってしまった」というように、後半もズルズルと失点を重ねた。

 この日、来季から使用する新エンブレムとロゴを発表。唯一の得点を奪ったFWパトリックは「普段以上に勝ちたい、サポーターに喜んでもらいたいと思って臨んだ試合だった」と口にしたが、新デザインに込められた「炎」も「ハート」も「ゴール」も足りなかった。最も盛り上がりを見せたのが、ハーフタイムに「銀河鉄道999」を熱唱したゴダイゴだったのが悲しい。

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2021年10月3日のニュース