柏のネルシーニョ監督が守備に手応え　26日の神戸戦へ「やることは変わらない」

柏・ネルシーニョ監督
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　J1柏のネルシーニョ監督（70）が25日、次節26日のホーム神戸戦を前にオンラインで取材対応した。1―1で引き分け、約1カ月ぶりに勝ち点を手にした前節横浜戦の戦い方に「高いクオリティーで敵地で戦えた非常に良い試合」と、確かな手応えを感じていた。

　0―4で大敗したFC東京戦から1週間空いた22日の横浜戦前、指揮官は改めてコミュニケーションの重要性を強調していた。「特に疲労が出てくる厳しい時間帯には声をかけて、チームとして対応する必要がある。自分たちで鼓舞し合うこと。それが勝利を自分たちのものにするための最低ライン」。その期待に応えるべく、チームは4―4―2の連動した守備を実行し、14節終了時点で総得点リーグ2位（28点）の横浜を相手に、引き分けに持ちこんだ。

　次節対戦する神戸には元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（37）を始め、タレントぞろいだが「われわれとしてはやることは変わらない。個々の部分で与えられた役割をピッチの中で遂行することで、勝利が結果としてついて来る」。手応えをつかんだ堅い守備で、次こそ4月24日の徳島戦以来となる勝ち点3を狙う。