C大阪・大久保　攻撃中心のクルピ流「凄い楽しいし、自分の良さも出せる」　4日に復帰戦

練習中に笑顔を見せる大久保（奥）
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　15年ぶりにC大阪へ復帰した元日本代表FW大久保嘉人（38）が4日の対外試合（対徳島）に臨む見込みとなった。宮崎キャンプ中のチームは3日、ハーフコートの紅白戦などを実施。控え組の2トップに入った背番号20は前線で精力的に動き、右足シュートでゴールも奪った。

　「楽しくやれているし、体も動けている。（クルピ監督は）攻撃中心なので。凄い楽しいし、自分の良さも出せるかなと思う」。充実感を漂わせた38歳は、最前線でコンビを組んだFW加藤ら若手に対しても積極的にアドバイス。「常に思ったことを言っている」としつつ「すぐに言わないと俺、忘れるから」と屈託なく笑った。

　オフに自主トレを積んでおり、調整は順調そのもの。現在はチームに離脱者も多いことから、徳島との一戦について聞かれると「みんな出ないとメンバーが足りないんじゃないかな」と出場を示唆した。周りとの連係を確認しつつ、自らの存在感もピッチで示していく。

　《西川　指揮官へアピール　昨年は不完全燃焼》
　2年目を迎えたMF西川がレヴィー・クルピ監督へアピールを誓った。鳴り物入りで加入するも、昨季は13試合出場で1得点。かつて香川や南野らを見いだした指揮官が就任した中で「しっかり自分の良さをアピールしたい」と力を込めた。離脱者が多く現在はボランチなどを任されているが、今季はトップ下で勝負していくことになりそうだ。