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クラブW杯開幕!初出場ティグレス FWジニャク2発で準決勝進出 蔚山は“判定に泣き”無念の初戦敗退

[ 2021年2月5日 01:04 ]

蔚山戦でゴールを決め喜ぶティグレスのFWジニャク(右)(AP)
Photo By AP

 サッカーのクラブW杯が4日にカタールで開幕。初戦で初出場の北中米王者ティグレス(メキシコ)がアジア王者の蔚山(韓国)を2―1で下し準決勝進出を決めた。背番号「10」の元フランス代表FWジニャク(35)が2得点と活躍。7日の準決勝では南米王者のパルメイラスと激突する。一方、蔚山は幸先よく先制するも“正確な判定”に泣き、無念の初戦敗退となった。

 試合は前半24分、左CKからDFキム・キヒに頭で決められ先制を許すも代表FWジニャクが奮起。同38分に右サイドからのクロスにゴール前に飛び込み、右足ボレーで同点弾を決めると、前半アディッショナルタイムにゴール前の競り合いからPKを獲得。このチャンスを自ら確実に決め逆転に成功した。

 ACLではVAR判定に度々助けられた蔚山だったが、ここではジニャクのヘッドが確実にDFキム・キヒの手に当たっており、正確な判定となった。

 後半12分にはMFユン・ビッカラムに華麗なプレーからゴールネットを揺らされたが、オフサイド判定に助けられ2―1のまま逃げ切りに成功。DFサルセドらメキシコ代表らが揃う最終ラインを中心に強固なディフェンスで大きなチャンスをほとんど作らせなかった。

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2021年2月4日のニュース