J2長崎　手倉森監督の退任発表、J1昇格果たせず「責任を感じてます」

仙台の新監督に就任した手倉森誠監督
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　J2長崎は18日、手倉森誠監督（53）が今季限りで退任すると発表した。後任は神戸で監督を務めた吉田孝行コーチ（43）、福岡などで監督経験があるアカデミーダイレクターの松田浩氏（60）が有力候補として挙がっている。

　オンラインで取材に応じた手倉森監督は「昨日クラブから伝えられて、退任と出ていますけど解任ですね」と語り、「J1の舞台で長崎を戦わせたかった思いを果たせなかった責任をものすごく感じてます」と無念さをにじませた。今季は1試合を残して3位が確定している。

　19年にJ2降格した長崎の監督に就任。昨季は天皇杯でクラブ初のベスト4入りに導いた。2年続けてJ1昇格を逃した悔しさを語る一方で「長崎をビッグクラブにするという礎は残せたかな」と総括した。