リバプール南野　プレミア1号！4戦ぶり先発で即結果、1人かわして冷静右足

イングランド・プレミアリーグ   リバプール7ー0クリスタルパレス （ 2020年12月19日    ロンドン ）

プレミア初ゴールを決めた南野拓実（AP）
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　リバプールの日本代表FW南野拓実（25）がプレミアリーグ初ゴールをマークした。リーグ4戦ぶり今季2度目の先発でフル出場。前半3分に先制点を決めた。

　ペナルティーエリア内中央でFWマネのパスを受けると、冷静にキックフェイントで相手1人をかわし、右足で低く鋭いシュートを左隅へ突き刺した。1月にザルツブルク（オーストリア）から加入し2季目、リーグ18試合目で待望の初ゴール。日本人選手のプレミアリーグでの得点は通算7人目となった。

　最近は中盤での起用が増えていたが、中2日の連戦でベンチスタートのFWサラーに代わり3トップ左で先発し、終盤には同中央でもプレー。新加入でリーグ5得点を挙げたFWジョタが離脱するなど負傷者が続出する状況で、クロップ監督の期待に応えた。

　ドイツ人指揮官は前節の観戦プログラムの手記で「彼の態度は常に最高レベルで、成長への決意は常に完璧だ」と南野のプロ意識を称賛。前節まで今季リーグ戦出場は7試合（先発1）と出番に恵まれない中でも、ひたむきに努力を重ねてきた結果がピッチで表れた。