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マジョルカMFルカ・ロメロ 15歳219日でデビュー、最年少出場81年ぶり更新 途中出場で堂々プレー

[ 2020年6月25日 18:32 ]

スペイン1部リーグ・第31節   マジョルカ0―2レアル・マドリード ( 2020年6月24日    マドリード )

 日本代表MF久保建英(19)が所属するスペイン1部マジョルカのマジョルカのMFルカ・ロメロが、15歳219日でデビューを果たし、スペイン1部最年少出場の新記録を樹立。1939年にセルタのDFサンソンがマークした15歳255日を81年ぶりに塗り替えた。

 U―17アルゼンチン代表のロメロは24日、アウェーのレアル・マドリード戦に後半38分から出場。フル出場した日本代表MF久保建英(19)と絡む場面はほとんどなかったが、襟足が長い特徴的な髪をなびかせて中盤でドリブルを仕掛けるなど強豪を相手に15歳とは思えない堂々としたプレーを披露した。

 アルゼンチンで“ニューメッシ”と期待される新星は母国のオレ紙に「メッシと比較されるのは好きじゃない。オレはルカだ。だけど、メッシのプレーは好き」とコメント。自身のインスタグラムで「チャンスを与えてくれたスタッフとマジョルカに感謝したい。この日は一生忘れない」と喜びをつづった。

 アルゼンチン人の両親を持つロメロは、サッカー選手だった父ディエゴ・ロメロ氏がプレーしていたメキシコ生まれ。3歳からスペインに移住し、10歳からマジョルカの下部組織でプレーしている。マジョルカのペンディン・コーチは「ルカ・ロメロは左利きで、スピードがあり、ずる賢さを持ち、競争心があり、アルゼンチンの背番号10の典型的なタイプだ」と特徴を説明した。

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2020年6月25日のニュース