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23年W杯招致へ!なでしこ活躍が鍵“ノルマ”16強達成で国内リーグ改革加速

[ 2019年6月26日 05:45 ]

女子W杯フランス大会で16強入りしたなでしこジャパンイレブン
Photo By スポニチ

 なでしこジャパンの活躍が国内リーグのプロ化、W杯誘致の追い風となりそうだ。女子サッカー関係者は21、22年をめどにプロ化を目指すなでしこリーグに関して、W杯フランス大会のなでしこジャパンの成績が「プロ化を目指す上で起爆剤になり得る」と説明。すでにノルマとされている16強進出を果たし、リーグ改革は加速していくものとみられる。

 日本は23年W杯開催地に正式立候補している。11年W杯優勝、12年ロンドン五輪銀メダルに続く“第2次なでしこフィーバー”をリーグプロ化とW杯招致に結びつけたい考えだ。今大会では欧州勢の躍進が目立つ。バルセロナ、マンチェスターCなどのビッグクラブが女子チームを保有し、充実した資金や環境を生かして選手育成と国内リーグ強化に努めている。今年3月に行われたスペイン1部Aマドリード―バルセロナ戦では6万739人の歴代最多観客動員数を記録。国内リーグの充実は、ナショナルチームの強化と切り離せない関係だ。日本協会の田嶋会長は「プロ化によって、もっと女子サッカーの活性化を図っていく必要があるというのは共通の考え」と語る。日本も大胆な改革に踏み切る覚悟だ。

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2019年6月26日のニュース