藤川さん訃報に古巣・東京Ｖ悲痛「クラブスタッフ一同、言葉に表せない悲しみ」

５月２６日のＪ２「東京Ｖ対愛媛」の試合前に行われた激励マッチで参加選手と記念撮影する藤川孝幸さん（下列右から２人目）
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　ＪリーグのＶ川崎（現Ｊ２東京Ｖ）黄金期にＧＫとして活躍し、末期の胃がんを公表して闘病中だった藤川孝幸さんが１５日に５６歳で死去したことを受け、藤川さんが選手、コーチとして長く在籍した東京Ｖが２０日、クラブの公式サイトで故人を追悼した。

　テレビのバラエティー番組などでも見せていた明るいキャラクターで知られ、コーチ時代に真冬でも半袖シャツに短パン姿で熱血指導をしていた藤川さん。

　あまりに早く訪れた悲しい別れに「クラブスタッフ一同、言葉に表せない悲しみを感じております」とショックの大きさをうかがわせると、現役時代に見せたパワフルなセービングの写真を掲載した上で「現役時代の魂のこもった闘志を全面に押し出したプレーは、今でも私たちヴェルディファミリーの瞼に焼き付いています。私たちは、その雄姿を決して忘れることはありません」と偲んだ。