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G大阪 黄義助が3戦連発「触らなくても入ったけど…」

[ 2018年9月29日 20:33 ]

明治安田生命J1リーグ第28節   G大阪1―0広島 ( 2018年9月29日    吹田S )

<G大阪・広島>後半、ゴールを決め喜ぶG大阪・黄義助(手前)
Photo By 共同

 アジアの得点王が、またもチームを救った。0―0の後半39分、CKから韓国代表FW黄義助(26)がゴール前で合わせて決勝弾。3試合連続得点で、チームの暫定13位浮上の立役者となった。

 「自分が触らなくても入っていたけど、足が届いていたので触れ、と。そのまま入れちゃいました」。広島FWパトリックの頭に当たって、ボールは広島ゴールへと流れた。ただ本人は茶目っ気たっぷりに答えたが、触らなければ微妙なコースだった。ストライカーとしての嗅覚だった。

 アジア大会で9得点を挙げ、チームを2大会ぶり優勝に導いた。そしてMF倉田が「周りの選手とよく喋るようになった」と笑うように、大きな自信を付けてG大阪に復帰。神戸戦では逆転弾、清水戦でも全2得点に絡む活躍を見せた。そして、この試合ではワンチャンスをモノにするなど勝負どころでの強さが発揮されている。

 「チャンスは来ると思っていたし、集中力を高めていた。自分は前の選手。ゴールを決めることが当然。もっと決めたい」。次戦・C大阪戦は累積警告で出場停止。「そんな危険なファールじゃなかったと思う」と残念がったが「自分がいなくても勝つ」と仲間に勝利を託した。

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2018年9月29日のニュース