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前代未聞!天皇杯でPK戦1人目からのやり直しが決定 審判員の明らかな適用ミスで

[ 2018年6月11日 14:35 ]

名古屋イレブン
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は11日、6日に行われた天皇杯2回戦の名古屋―奈良クラブ戦(パロ瑞穂)のPK戦を1人目からやり直すという異例の発表を行った。同日開いた臨時の天皇杯実施委員会で、担当審判員による明らかな協議規則の適用ミスがあったことが確認されたという。

 当該試合は6日に愛知県名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開催され、J1の名古屋が前半アディショナルタイムに先制。JFLの奈良クラブが後半30分に追いつき、1―1で延長戦に突入した。15分ハーフの延長戦ではお互い得点が入らず、PK戦へ。

 PK戦では3人目が失敗した奈良クラブに対し、名古屋は4人連続で成功。だが、名古屋の5人目が外して4―4となると、先攻の奈良クラブは6人目が成功して逆転、名古屋の6人目が失敗したため奈良クラブが3回戦進出を決めた。格上のJ1クラブを倒す”ジャイアントキリング”を成功させた奈良クラブは、7月11日に行われる3回戦でJ1の広島と対戦することになっていた。

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2018年6月11日のニュース