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上からコロンビア 初戦の日本眼中なし「強さなく当たり弱い」

[ 2018年6月11日 05:30 ]

W杯ロシア大会   コロンビア-日本 ( 2018年6月19日    サランスク )

 W杯ロシア大会で前回大会を上回る過去最高の4強を目指すコロンビア(FIFAランク16位)にとって、1次リーグ初戦で対戦する日本代表(同61位)は眼中になかった。

 現在はACミランの練習場ミラネッロで事前合宿中。ベースキャンプ地カザンに先乗りする同国協会幹部が9日にミラノ・マルペンサ空港で取材に応じ「日本―スイス戦は3人のコーチが視察した。日本はインテリジェンスがあり組織的だが、強さがなく当たりに弱い。欧州主要リーグのレギュラーも少ない。多くの選手が主要リーグでレギュラーを張るコロンビアにアドバンテージはある」と上から目線で語った。

 1次リーグのライバルについては「ポーランド…、やっぱりセネガルだ。マネは素晴らしい選手。夏にRマドリードに移籍するかもしれない」と分析。第2戦で対戦するポーランド(同8位)と迷った末に、第3戦の相手セネガル(同27位)を最も警戒するチームに挙げた。日本人記者に対する忖度(そんたく)はなし。JAPANのJの字も出なかった。

 地元メディアでは、コロンビアが11日にタシケントでウズベキスタンと親善試合を組む方向で調整中との報道があったが、欧州時間10日午前の時点で発表はない。チームはミラノに滞在中で、アジア対策は必要なしとの判断が下された可能性もある。コロンビア戦にピークを合わせる日本と、日本を甘く見るコロンビア。付け入る隙が、そこにはある!?

 ≪DFディアスを追加招集≫コロンビアは予備登録メンバーのDFディアスを追加招集した。左サイドバックのDFファブラが左膝十字じん帯断裂の重傷で離脱し、34歳のチーム最年長を代役に指名した。ただ、高い経験値と守備力を誇るファブラが19日の日本戦で先発するかは不透明。2日に行われたエジプト戦では、攻撃力が武器のDFモヒカが同ポジションを担っていた。

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2018年6月11日のニュース