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横浜対策ズバリ!磐田 3発で日産スタジアム10年ぶり勝利

[ 2018年5月3日 05:30 ]

明治安田生命J1第12節   磐田3―1横浜 ( 2018年5月2日    日産ス )

<横浜・磐田>後半、ゴールを決め喜ぶ磐田・田口(左から2人目)
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 磐田はMF田口泰士(27)の2ゴールなどで横浜を3―1で制し、リーグ3試合ぶりに白星を挙げた。日産スタジアムでの勝利は08年6月の第14節以来でリーグ8試合ぶり。鬼門を約10年ぶりに突破した。

 前半37分、カウンターからMF山田大記(29)がクロスを送ると、走り込んだMF松浦拓弥(29)が右足で合わせて先制弾。前節まで4試合で2得点1アシストと波に乗る背番号11が3試合ぶりのゴールでチームに勢いをつけた。

 その5分後だ。2試合ぶりの先発に意気込んだDF小川大貴(26)がドリブルから右足でシュート。相手GKがはじいたこぼれ球を田口が頭で押し込んだ。

 後半は相手が攻勢を強めたが、同13分にはパスをカットした田口が今度はロングシュートを決めてダメ押し。同29分に1点を返されたものの、リードを守り切った。

 今季の横浜はDFラインを高く設定する攻撃的なサッカーを展開。前に人数をかける分、(相手守備陣の)背後のスペースが攻略の鍵だった。先制点は名波浩監督(45)が「いかに背後を突けるか」とキーマンに指名した山田&松浦の同級生コンビのホットラインから。得点以外に何度もカウンターで好機を演出するなど、監督の采配が的中した。

 日産で長いトンネルを抜けた一方で、DFギレルメ(30)が後半30分すぎから続けて警告を受けて退場。その際に相手の選手やスタッフに乱暴な行為があり、会場は騒然となった。

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2018年5月3日のニュース