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下平監督 現役時代の“恩師”西野氏は「自分たちのスタイル貫く人」

[ 2018年4月13日 09:10 ]

1999年11月、ナビスコ杯決勝前夜祭での柏・西野監督(右)と下平主将
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 柏の下平監督は、98年から00年まで当時柏の監督だった西野氏の下でプレーした。98年から2季にわたって主将も務め、ナビスコカップ優勝を経験。そんな愛弟子は新しい日本代表監督について「とにかく言葉の使い方がうまい。人心掌握術にたけていた」と語る。現役時代の下平監督は半月板の手術後、膝に水がたまりやすかった。すると西野氏は「今日の水位はどうだ」と独特の言い回しで常に気を使ってくれたという。

 また、対戦国に応じて戦い方を変えたハリルホジッチ前日本代表監督とは対照的に、「自分たちのスタイルを貫く人」と断言。リーグ戦の試合前のミーティングでは、相手のメンバー表をクシャクシャにして「相手は関係ないんだ!」と自分たちのサッカーをすることを強く選手に意識させていたと振り返る。

 「指導者としてのDNAに刻まれている」と話すほど影響を受けた下平監督は、師匠の新たな船出を祝福するとともに「ウチの中村航や伊東を招集してくれたら」とアピールも忘れなかった。

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2018年4月13日のニュース