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森保J、12月初陣VS北朝鮮 東京五輪代表監督に正式決定

[ 2017年10月13日 05:30 ]

20年東京五輪代表監督の就任が決まった前広島監督の森保一氏
Photo By スポニチ

 日本協会は12日、都内で理事会を開き、20年東京五輪代表監督に、前広島監督の森保一氏(49)の就任を決めた。契約期間は20年8月の五輪終了まで。森保氏は日本協会を通してコメントし「目指すところは当然、メダル獲得。全身全霊をかけて戦いに挑みたい」と3位に輝いた68年メキシコ五輪以来のメダルを目標に掲げた。

 12月9日からタイで開催される国際大会で始動し、注目の初陣では北朝鮮と激突する。政治的緊張関係にある隣国との対戦は警備態勢が強化されるなど緊迫ムードが漂う可能性が高く、波乱含みの船出となりそうだ。五輪代表が初戦で北朝鮮と対戦するのは、ブラジルを撃破する「マイアミの奇跡」を起こした96年アトランタ五輪代表以来。来年1月のU―23アジア選手権が初の公式戦となる。

 現在、森保氏は欧州に滞在中で、W杯欧州予選や欧州各国リーグを視察。将来のオーバーエージ候補になり得るMF香川(ドルトムント)、DF吉田(サウサンプトン)らと会い、関係を深めている。現役時代は守備的MFとして日本代表で活躍。12年から今年7月まで広島の監督を務め、J1リーグ3度の優勝に導いた実績は申し分ない。帰国後に就任会見を開く見通しだ。

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2017年10月13日のニュース