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イタリアU―19セリエB代表 仙台育英に勝利

[ 2017年9月26日 22:41 ]

仙台育英に勝ったイタリアU―19セリエB代表チーム
Photo By スポニチ

 日本遠征中のイタリアU―19セリエB代表チームは26日、J1仙台の本拠地ユアスタで仙台育英高と対戦し、4―2で勝利した。川崎Fの元日本代表FW森本貴幸(29)が所属したことでも知られるノバーラ(現セリエB)のFWマテオ・ストッパ(16)が2得点、ペスカーラのボレッリ、マンチーニがそれぞれ1ゴールずつ決めた。

 ストッパはトップ下が本職のFWで、今年5月に16歳7か月でトップデビュー。ACミランが獲得に興味を示していると言われている逸材で、この日もその実力を存分に発揮した。

 イタリアと仙台市は、イタリア代表がW杯2002年日韓大会で合宿を行って以来、様々な交流を続けており、仙台市は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた「ホストタウン構想」に基づいたイタリアのホストタウンとして登録。今後も様々な分野にわたり交流事業を行う予定で、今回もそのホストタウン交流事業の一環として、仙台市がイタリアU―19セリエB代表チームを招待した。

 ピシェッダ監督は仙台育英戦前に行われた会見で「ホストタウン構想の実現へ向け、我々がここに来れてとても幸せだ。19年に欧州予選を勝ち抜き、東京五輪前の合宿でまた仙台に来られたらこんな素晴らしいことはないだろう」とし、イタリアBチームの責任者シモーネ・ファリーナ氏は「今回はホストタウン構想の第一歩で、FIGC(イタリアサッカー協会)とセリエB連盟もこのプロジェクトを応援している」と放した。

 チームは28日、再びユアスタ仙台ユースと対戦する予定。キックオフは19時で、入場料は無料となっている。

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2017年9月26日のニュース