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内田「迷わなかった」出場機会優先 独2部ウニオン移籍発表

[ 2017年8月23日 05:30 ]

ドイツ2部ウニオン・ベルリンでの初練習を終えた内田
Photo By 共同

 ドイツ2部のウニオン・ベルリンは21日、シャルケからDF内田篤人(29)を完全移籍で獲得したと公式サイトで発表した。18年6月30日までの契約で、背番号は2。内田は22日にベルリンでのチーム練習に初参加。赤いトレーニングウエア姿で、チームメートとともに自転車をこぐなどした。

 下部クラブへの移籍となったが「試合に出る方がいいと思っていた。迷わなかった。このまま日本に帰るのも、ちょっと心残りもある」と出場機会の確保を最優先して決断したことを明かした。近年は右膝のケガに悩まされ15年6月には手術。その後は欧州リーグ1試合の出場にとどまっていた。ウニオンは昨季2部で4位。「チームの目標は1部昇格。それに協力したい」と意気込んだ。23日に入団会見を行う予定。

 ウニオン・ベルリンと契約した日本人は、4部時代の05〜06年に在籍したMF奥山譲以来。地元紙ベルリナー・クーリエによると、移籍金はほぼ無料でシャルケが給料の一部を負担するという。

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2017年8月23日のニュース