Ｇ大阪“東京五輪の星”で再浮上だ！２０歳トリオ積極起用へ

１３日の磐田戦でＪ１デビューを果たしたＧ大阪ＭＦ市丸
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　苦境を打破するのは東京五輪世代だ。４試合勝ち星がないＧ大阪の長谷川健太監督（５１）が２２日、Ｕ―２０代表トリオの積極起用を示唆した。「マルや亮、彰人らを使っていくことも考えたい」。１３日の磐田戦でＪ１デビューを果たしたＭＦ市丸瑞希、高精度クロスのＤＦ初瀬亮、クラブ史上最年少１６歳８カ月１２日で公式戦デビューしたＦＷ高木彰人の２０歳３人を巻き返しのキーマンに指名した。

　背景には今夏オランダ１部フローニンゲンに期限付き移籍したＭＦ堂安の存在がある。開幕当初は戦力としての期待値は低かったが、起用し続けることでブレークした。市丸は磐田戦で堂々としたプレー。指揮官は低調な内容で敗戦した柏戦後に「もう１度チームを作り直さなければいけない」と話していた。

　残り１１試合で首位・鹿島とは勝ち点差１３。逆転優勝は難しい状況ながら、まだ諦めてはいない。若手を起爆剤にし、再浮上のキッカケをつかむ。