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杉本5戦連発!C大阪首位キープ 今季13点…代表入りグイッ

[ 2017年8月6日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ・第20節   C大阪3―1札幌 ( 2017年8月5日    金鳥スタ )

<C大阪・札幌>前半28分、この試合で2ゴール目を決め、ガッツポーズをするC大阪・杉本
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 各地で9試合があり、C大阪はホームで札幌と対戦し、3―1で勝利した。FW杉本健勇(24)が前半1分に5試合連続ゴールとなる先制点を決めると、同28分にはクロスから頭で今季13得点目を奪った。これで得点ランクトップタイに浮上。チームの首位キープに貢献するとともに、W杯アジア最終予選に向けた日本代表入りへもアピールした。神戸はFWルーカス・ポドルスキ(32)が不発に終わり、アウェーで1―3で柏に敗れた。

 真夏の暑さも吹っ飛ぶ電光石火の先制弾だった。キックオフからノーホイッスルで攻め込んだ開始26秒、ペナルティーエリア内からこぼれてきたボールに杉本が反応。約20メートルの距離で右足を振り抜くと、自身初の5戦連発となる一撃がゴール右上に突き刺さった。

 「連敗できないと思っていたし、勝つことが一番大事だった。一発目のチャンスを仕留めたいと思っていた」

 前半28分にはDF丸橋のクロスを頭で合わせ、今季4度目の1試合2得点。今季13ゴール目で得点ランクトップタイに立った。W杯アジア最終予選に向けA代表に初招集される可能性が浮上している中、視察に訪れた代表の手倉森コーチにも存在をアピールした。

 相棒が代わっても結果を残したから価値がある。今季、最前線でコンビを組んできたのがMF山村。お互いにゴールを重ね、試合後に決まって「今、何点?」と会話を交わす。高め合い、マークを分散し合ってきた山村が左足首痛で今季初めて欠場。それでも、初先発したFWリカルド・サントスとも好連係を見せ、柔軟性と決定力の高さを証明した。

 「(代表は)もちろん入りたいし目指している場所。でも、まだ何もつかんでいない。チームのために走って、点取って、DFして、球際もやって…。そういう細かいところもつながると思う」

 前節G大阪戦で公式戦16試合ぶりの黒星を喫しながら、杉本の活躍もあってC大阪が連敗を阻止した。この日、クラブはJリーグ初となる「水着来場で入場無料企画」を実施。ビキニで駆けつけた女性サポーターもいた中で、堅く首位をキープした。

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