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愛媛 最後は力負け…元オシム通訳の間瀬監督「弱さを認めないと次には進めない」

[ 2017年8月6日 21:41 ]

明治安田生命J2第26節最終日   愛媛4―7名古屋 ( 2017年8月6日    パロ瑞穂 )

 昨季までJ1だった名古屋を相手に4点差を追いついた愛媛だったが、最後は4―7で敗れて連勝を逃した。

 愛媛は前半2分、18分、32分、後半3分に失点して0―4の劣勢。だが、ここから猛反撃に出た。後半13分に丹羽のゴールで1点を返すと、24分に白井、25分に河原、27分に再び丹羽がゴール。わずか14分間で4得点を挙げてあっという間に4―4の同点に追いついた。

 だが、後半29分、36分、51分と失点して最後は4―7で敗戦。1試合11得点は2013年7月3日にG大阪が8―2で岐阜を破った試合と、今年6月25日に千葉が6―4で岐阜に勝った試合の10得点を抜いてJ2最多得点試合の記録更新となったが、大逆転勝ちとはならなかった。

 「0―4から4点取って追いついて、そこから引き離された3点と取るのか、後半だけだと4―4の同点…ということは入りで3点取られたことを悔やむのか。今のグランパスと自分たちに3点分の力の差があることを認めるところから次にスタートしたいと思います」と間瀬監督。かつて日本代表のイビチャ・オシム監督が千葉監督時代に通訳を務め”オシム語録”の立役者となった指揮官は「選手にはそれだけ戦った労いの言葉をかけたいんですけど、それでもやはり1歩及ばない自分たちの弱さを認めないと次には進めないと思います」と眼光鋭く語った。

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2017年8月6日のニュース