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浦和、3連敗でストップ 関根V弾「原口元気の前で取れてうれしい」

[ 2017年7月1日 21:43 ]

明治安田生命J1第17節第1日   浦和4―3広島 ( 2017年7月1日    埼玉 )

<浦和・広島>後半ロスタイム、浦和・関根(左)はゴールを決め先日、練習で乱闘騒ぎになった李忠成と抱き合って喜ぶ
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 昨年6月以来1年ぶりの3連敗中だった浦和が広島との激しい点の取り合いを4―3で制し、5月14日の新潟戦(デンカS)以来5試合ぶりの勝利をマークした。

 浦和は前半42分、柏木が出した浮き球のパスをペナルティーエリアで駒井が折り返し、これを興梠が右足で決めて先制。同45分にも柏木のパスを武藤が左足で決めて前半で2点をリードした。後半に入ると5分、9分と連続で失点して追いつかれ、27分にはついにカウンターから逆転ゴールを許して2―3と一転して今度は追いかける立場となったが、後半40分にズラタンのゴールで同点。ロスタイム突入後の47分には左サイドからドリブルを開始した関根がゴール前で複数の相手DFをかわして右サイドから決勝ゴールを叩き込み、負ければ2009年7月から8月にかけて7連敗して以来8年ぶりとなる4連敗になるところだった1戦をものにした。

 殊勲弾を決めた22歳の関根は「本当に厳しい戦いでしたけど、自分がこのチームを変えてやるんだっていう強い気持ちで臨みました」とし、ドリブルで突き進んで決めたゴールを「ラストあと1歩、あと1歩って思いながら最後振り抜いて、ゴールに入ったので良かったです」と回想。「最高の雰囲気の中、原口元気が見ている中でこうやって点を取れたことが本当にうれしいです」とスタンドを真っ赤に染めたサポーターと自身が背負う24番をかつて付けていた日本代表MF原口元気(26=ヘルタ)の目の前で決めたゴールに胸を張った。

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2017年7月1日のニュース