鈴木啓太氏　１７日の「引退試合」ＰＲ「僕が点を取らないと…」

　１５年限りで現役を引退した浦和ＯＢで元日本代表ＭＦの鈴木啓太氏（３５）が１日、埼玉スタジアム内で取材に応じ、１７日に開催される「引退試合」（埼玉スタジアム内）をＰＲした。

　試合は浦和ＯＢ主体の「ＲＥＤＳ　ＬＥＧＥＮＤＳ」と、鈴木氏と同時代に日の丸を背負ったメンバーが中心の「ＢＬＵＥ　ＦＲＩＥＮＤＳ」で行われ、ＯＢで元監督のブッフバルト氏をはじめ、かつての最強助っ人、ＦＷワシントンやＭＦポンテ、磐田のＭＦ中村俊輔、ＭＦ松井大輔らが集結する。鈴木氏は「まだ調整中ですが…」としながらも、元日本代表監督のオシム氏にも“参加オファー”していることを明かした。

　また鈴木氏は引退試合の開催決定後，週３回ジムに通うなど“決戦”に向けて急ピッチで調整を続けていると言う。現役時代はＪ１通算３７９戦１０得点の実績を残し、派手なゴールというより“水を運ぶ人”としてチームを支えた印象が強い。「引退試合では、僕が点を取らないといけないですかね？（笑い）。日本各地、欧州、ブラジルからもレジェンド達が来てくれる。僕自身のプレーというより“赤い同窓会”、“青い同窓会”として昔を懐かしんでもらったり、懐かしいプレーを観てもらいたいです」と話した。