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食事しながらサッカー観戦 福島に新型クラブハウス

[ 2017年6月10日 15:12 ]

 福島県いわき市に10日、Jリーグ入りを目指すサッカークラブ、いわきFC(県1部リーグ)のクラブハウスがオープンした。国内初という商業施設との複合型で、ピッチに臨む飲食店では、試合や練習を見ながら食事を楽しめる。

 クラブの運営会社が欧米の事例をモデルに建てた。鉄骨3階建てで、ロッカールームなど選手に必要な機能だけでなく、飲食店や英会話教室など9店舗を配置。この日は4店舗が先行して営業を開始した。7月15日に全面開業する。

 完成式典で運営会社の大倉智代表取締役は「チームを気軽に感じてもらえるような施設にした。多くの市民に利用してもらいたい」とあいさつ。初日から家族連れなどでにぎわった。

 運営会社は、スポーツブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店ドームが設立母体で資金力が豊富。クラブの活躍で東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を後押ししようと、積極的な投資をしている。

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2017年6月10日のニュース