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シジマール 54歳での出場ならず 1試合でベンチ入りも登録抹消

[ 2017年4月28日 15:23 ]

選手登録を抹消されたJ3藤枝のGKシジマール
Photo By スポニチ

 Jリーグは28日、登録選手の追加・変更・抹消を発表し、負傷者続出のため54歳で22年ぶりに選手登録され、Jリーグ最年長出場なるかと話題になっていたJ3藤枝のGKシジマール(54)の選手登録が抹消された。これにより、シジマールの最年長出場記録更新は当面なくなった。

 1962年6月13日生まれのシジマールは93年に清水に加入。長い手足と俊敏な反応で731分間連続無失点のJリーグ記録を樹立したほか、「クモ男」と呼ばれ絶大な人気も誇った。

 母国ブラジルのクラブで96年度限りで引退後は指導者となり柏、神戸でのGKコーチなどを経て、今季、GKコーチとして藤枝入り。ところが、藤枝は3人のGKのうち1人が負傷で離脱するという緊急事態に陥り、3月31日に選手登録手続きが完了。22年ぶりの選手登録となったシジマールは今月16日の第5節・盛岡戦(いわスタ)で選手としてベンチ入りしたが、出場はなかった。

 仮に95年7月1日の名古屋戦(日本平)以来となる出場を果たせば、FW三浦知良(50=J2横浜FC)の記録を大幅に更新することになっていた。

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2017年4月28日のニュース