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長谷川監督“大胆采配”的中!今季初スタメンの堂安、泉沢がゴール

[ 2017年4月22日 05:30 ]

明治安田生命J1第8節   G大阪6―0大宮 ( 2017年4月21日    吹田S )

 G大阪は21日、ホームで大宮に6−0の快勝を収めた。長谷川健太監督(51)は開口一番「アグレッシブにプレーしてくれた。得点もたくさん取ってくれたし、サポーターも喜んでくれたと思う」と充実の表情を浮かべた。

 指揮官の大胆采配が的中した。この試合まで公式戦3試合勝ち星なし。ホームでも公式戦3試合勝ちから見放されていた。加えてFWアデミウソンとMF今野泰幸、DFファビオが負傷で欠場と苦しい台所事情の中、16日のC大阪戦(ヤンマー)からスタメン4人を変更。大黒柱の元日本代表MF遠藤保仁(37)を今季初めて“ジョーカー”待機させてMF泉沢仁とMF藤本淳吾、FW堂安律を今季初めてスタメンに抜擢した。

 「3バックでも4バックでもハマる時はハマるし、ハマらない時はハマらない。それよりも前線からアグレッシブに選手ができていた」。指揮官は大勝との関係性は否定したが、2月26日のリーグ・甲府戦以来となる4バックにするなど、システムもテコ入れした。そして泉沢は1得点1アシストをマーク。藤本も2得点に絡む活躍を見せた。

 この試合前には一部の愚かなサポーターが政治的思想を連想させるフラッグを掲出。サポートする人間に足を引っ張られる事態に陥ったが、指揮官は「そのへんはクラブに任せている。私の仕事はきょうみたいな試合をすること。それが務めです。こういう試合を1試合でも多く見せることが大事」と話すにとどめた。

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2017年4月22日のニュース