イブラ引退危機？右膝靭帯を断裂　復帰まで９カ月　ポルトガル紙報道

　マンチェスター・ユナイテッドの元スウェーデン代表ＦＷズラタン・イブラヒモビッチ（３５）が引退の危機にあると、２１日にポルトガル紙レコルド（電子版）が報じた。

　イブラヒモビッチは２０日に行われた欧州リーグ準々決勝第２戦のアンデルレヒト戦で右膝を負傷。着地時に膝関節が逆方向に曲がっており、試合後にモウリーニョ監督は「軽いケガではないと思う」と長期離脱を示唆していた。

　同紙によると右膝の靭帯を断裂しており、手術が必要。復帰までおよそ９カ月かかる見通しで、プレーができるのは１８年以降となる。イブラヒモビッチは１年契約（１年延長のオプション付き）で加入しており、このままだと今夏に契約が満了。退団に追い込まれ、そのまま引退する可能性があるという。

　イブラヒモビッチは昨夏にパリＳＧとの契約が満了し退団。マンチェスターＵ移籍１年目で公式戦４６試合に出場してチーム最多の２８ゴールと活躍しており、エースの離脱は欧州ＣＬ出場権獲得と欧州リーグ優勝を目指す名門にとって大きな痛手となる。