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先制アシストの香川、地元紙“ダービー男”とチーム単独最高評価

[ 2017年4月3日 05:30 ]

ブンデスリーガ   ドルトムント1―1シャルケ ( 2017年4月1日 )

シャルケ戦の後半、競り合うドルトムントの香川(右)
Photo By 共同

 伝統のダービーで、また輝いた。トップ下で先発したドルトムントの日本代表MF香川は先制アシストを記録。後半8分、ゴールほぼ正面でDF2人の間をすり抜けて裏のスペースへ。縦パスを受けてGKと1対1になったが、右横の絶好な位置へ走り込んだオーバメヤンが視界に入ると迷わずパスを出した。「右でオバが凄くフリーだった。しっかりと冷静に判断した」と振り返った。

 過去リーグ戦で8試合4得点と相性抜群の“ルール・ダービー”。ベンチ外のシャルケDF内田が観戦する中、後半13分と同29分にも決定機を演出した。「悔しい。ダービーだから勝ちたかった」。引き分けに悔しさを見せたが、地元紙ルールナハリヒテンからは「ダービー・スペシャリスト」と評され、チーム単独最高点を与えられた。

 2月21日にはドイツ専門誌キッカー(電子版)で今夏の放出候補に名前が挙げられた。ところが3月11日のヘルタ戦から公式戦4戦連続で先発の座に返り咲き、日本代表でも同28日のW杯アジア最終予選タイ戦で先制弾を記録。窮地から一転、評価は急上昇している。

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2017年4月3日のニュース