ラモス氏　本格的に仕事復帰　マシンガントーク全開「アジアで勝って満足してはいけない」

ＷＯＷＯＷの公開収録イベント出席したラモス氏（右）と宮本氏
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　脳梗塞から驚異的な回復を見せる元日本代表のラモス瑠偉氏（６０）が３日、ＷＯＷＯＷの公開収録イベントに出演し、本格的な仕事復帰を果たした。

　元日本代表の宮本恒靖氏（４０）と対談して、Ｗ杯アジア最終予選でＢ組の首位に立つハリルジャパンを酷評。２３日のアウェーＵＡＥ戦（○２−０）、２８日のホーム・タイ戦（○４ー０）の連勝を振り返り「勝ったことは非常に良かった。特にアウェーでの勝利は大きい。でも今はアジアのレベルがメチャクチャ落ちているし、日本はＷ杯に出ない方が難しい。アジアで勝って満足してはいけない」と語気を強めた。

　背番号１０の後継者であるＭＦ香川真司（２８＝ドルトムント）にも言及。「香川は何やってるの？香川らしくないって。良いもの持っているのに、後ろでパスばかり回している」と敵陣深くでの危険なプレーが少ないことを嘆いた。

　昨年１２月２９日に倒れたが、懸命なリハビリを乗り越え、３月２日に復帰会見を実施。現在もリハビリを続け、日を重ねるごとに体調は良くなっている。約１時間の公開収録でマシンガントークは全開で「サッカーの話をするのは今回が初めて」と明かした。宮本氏は「控え室では、この１００倍ぐらいしゃべっていた。お元気になられて本当に良かった」と笑っていた。